何と繋がって、どこまで自動になるのか
投稿も、配信も、広告も、人が触らずに動かせます。 「AIは決裁箱まで」という制限は、このサービスにはありません。 ただし、始めるのに申請が要るものと、要らないものがあります。そこを正直に書きます。
「決裁を挟む」は制約ではなく、あなたが選ぶ設定です
ヒアリングの「ルール」で、どこまでAIに任せるかを決めていただきます。既定は「外に出るものは決裁を通す」ですが、慣れてきたら投稿も配信も広告も全自動に切り替えられます。切り替えは、設定ファイルの1行を書き換えるだけです(Claudeに「全部自動にして」と伝えるだけでも変わります)。
SNSへの投稿
投稿の作成から公開まで、人が触らずに動かせます。Facebook・Instagram・Threads は、自社のアカウントなら審査もなく無料で始められます。
| 道具 | AIがやること | どこまで | 必要なもの・上限・注意 |
|---|---|---|---|
| Facebookページ | 投稿文と画像を作り、そのまま公開する | 全自動 | Facebookページ/Metaアプリ(無料) 実質の投稿数制限なし 自社のページなら審査は不要です。いちばん簡単に始められます |
| Instagram(フィード・リール・ストーリーズ) | 画像・動画・カルーセル・ストーリーズを作り、そのまま公開する | 全自動 | プロアカウント(ビジネス/クリエイター)+Metaアプリ(無料) 24時間で100件まで 自社のアカウントなら審査は不要です。カルーセルは何枚でも1件と数えます |
| Threads | 投稿文・画像・カルーセルを作り、そのまま公開する | 全自動 | Threadsアカウント+Metaアプリ(無料) 24時間で250件まで 自社のアカウントをテスターに登録すれば、審査は不要です |
| X(旧Twitter) | 投稿文を作り、そのまま公開する | 全自動 | X開発者アカウント+クレジットの前払い 従量課金(前払い)。リンク付きの投稿は単価が高め。料金は X社の開発者コンソールでご確認ください 審査は不要ですが、リンク付き投稿は単価が上がります。金額は X社の開発者コンソールでご確認ください |
| YouTube | 動画をアップロードし、タイトル・説明・タグを設定して公開する | 全自動(要申請) | Google Cloudプロジェクト+YouTube Data API(無料)+API監査の申請 1日100本まで 監査を通すまでは、アップロードした動画が自動で非公開になります。申請は無料です |
| TikTok | 動画をアップロードし、そのまま公開する | 全自動(要申請) | TikTok開発者アプリ+審査(audit)の通過 24時間で15本程度 審査を通すまでは投稿が「自分だけ閲覧可」に固定されます。TikTokだけは最初は手動投稿か公式の予約投稿をおすすめします |
| Googleビジネスプロフィール | 店舗の最新情報を投稿し、口コミに返信する | 全自動(要申請) | 認証済みで60日以上運用しているビジネスプロフィール+API利用の申請(無料) 申請が通るまでは一切使えません。商品の投稿だけはAPIで作成できません |
広告(Google・Facebook・Instagram)
広告の作成・入稿・予算変更・停止まで、すべてAPIで動かせます。ただしお金が直接動くので、既定では「停止した状態で作って、あなたが確認してから配信開始」にしてあります。この既定値は設定で変えられます。
| 道具 | AIがやること | どこまで | 必要なもの・上限・注意 |
|---|---|---|---|
| Google広告:文案づくりと入稿 | キャンペーン・広告文・キーワードを作り、停止状態で入稿する | 全自動にできる | Google Cloudプロジェクト+アクセス申請(基本アクセスは審査が数分で完了) 1日15,000操作まで(基本アクセス) 2026年9月に開発者トークンが廃止され、申請がかなり簡単になりました |
| Google広告:配信の開始・停止・予算変更 | 配信を開始/停止し、日予算や入札を変更する | 全自動にできる | 同上 全自動にもできます。既定で決裁を挟んでいるのは、桁を1つ間違えると損害が大きいからです。全自動にする場合は「1日の変更幅は±20%まで」「絶対上限は月◯円」といった上限をセットで入れます |
| Google広告:実績の集計と改善提案 | 費用対効果を自動で集計し、止める案・続ける案・次に試す案を出す | 全自動 | 同上 |
| Facebook・Instagram広告 | キャンペーン・広告セット・広告を作り、予算を設定する | 全自動にできる | Metaアプリ+広告権限の審査+ビジネス認証 Google広告より審査が重めです。まずGoogle広告から始めるほうが早く動き出せます |
LINE公式アカウント
配信も、届いた相談への返信も、リッチメニューの入れ替えも、すべて自動で動かせます。審査はありません。
| 道具 | AIがやること | どこまで | 必要なもの・上限・注意 |
|---|---|---|---|
| 一斉配信・絞り込み配信 | 全員または条件で絞った相手に、メッセージを自動で配信する | 全自動 | LINE公式アカウント(Messaging APIを有効化するだけ。審査なし) 無料プランと有料プランがあり、プランごとに月の送信数が決まっています。料金は LINE公式アカウントのサイトでご確認ください |
| 届いた相談への自動返信 | 内容を読んで、その場で返信する | 全自動 | 同上 返信メッセージは通数にカウントされません |
| ステップ配信(友だち追加後の連続メッセージ) | 追加から1日後・3日後…と、決めた順番で自動配信する | 全自動 | 同上 管理画面の「ステップ配信」機能そのものを書き換えるAPIはありませんが、配信を自前で組めば同じことが全自動でできます |
| リッチメニューの入れ替え | キャンペーンに合わせてメニューを自動で差し替える。人ごとに違うメニューも出せる | 全自動 | 同上 人ごとに出し分けられるのはAPIだけの機能です(管理画面ではできません) |
メール・ステップメール
いちばん自動化しやすい場所です。ステップメールの中身づくりから配信まで、丸ごと自動にできます。
| 道具 | AIがやること | どこまで | 必要なもの・上限・注意 |
|---|---|---|---|
| ステップメール(Resend) | 5通のシナリオを作り、条件分岐や待ち時間まで設定して、自動で配信する | 全自動 | Resendのアカウント(無料枠あり) 無料枠あり。上限は Resend社の公式サイトでご確認ください シナリオの作成までAPIでできるのは、現時点では Resend が最も素直です |
| ステップメール(SendGrid・Brevo・Mailchimp) | 配信の開始は自動。シナリオ自体は画面で作る | 全自動にできる | 各サービスのアカウント これらはシナリオをAPIで作れないため、最初の1回だけ画面で組む必要があります |
| 問い合わせへの返信 | 届いたメールを読んで、内容ごとに担当部署へ振り分け、返信を仕上げる | 全自動 | Claudeアプリの「+」→「コネクタ」から Gmail を繋ぐ(1回だけ。画面の案内に従うだけです) 2026年9月、実機で動作を確認しました。繋ぐまでは、メールをフォルダにコピーして貼る方式になります。送信は既定で決裁制です |
| 追いかけ(フォロー)メール | 返事のない相手を見つけて、次の連絡を自動で送る。3回で止める | 全自動 | 同上 |
社内の道具
Claudeの「コネクタ」で繋ぐと、AIが直接読み書きできます。公式コネクタのほか、自社のシステムも繋げます(MCPという共通の仕組みです)。
| 道具 | AIがやること | どこまで | 必要なもの・上限・注意 |
|---|---|---|---|
| Gmail / Googleカレンダー | 未読を読む、予定を確認する、面談を登録する、リマインドを送る | 全自動 | Claudeアプリの入力欄の左にある「+」→「コネクタ」から接続(1回だけ) 2026年9月、Gmail の読み取りを実機で確認しました。AIがメールを削除・アーカイブすることはありません(読むだけです) |
| Googleスプレッドシート / ドライブ | 見込み客リストや実績表の読み書き、資料の保存 | 全自動 | 同上 |
| Slack / Notion | 決裁待ちの通知、議事録や決定事項の記録・同期 | 全自動 | 同上 |
| Stripe / Square | 売上の集計、入金状況の確認、請求書の発行 | 全自動にできる | 同上 返金と送金だけは、既定でAIに渡していません。必要なら設定で開放できます |
| freee / マネーフォワード | 仕訳の登録、月次の集計 | 全自動にできる | 各サービスのAPI連携 確定と申告は人(および税理士)が行ってください。ここは法律上、人の責任です |
| 自社のシステム(基幹・在庫・予約など) | 在庫の確認、予約の登録、顧客情報の照会など、社内システムの読み書き | 全自動(要申請) | 自社システムにMCPサーバーを1つ用意する(開発が必要) 既製品ではないので、繋ぐには作る手間がかかります。ご相談いただければ設計から承ります |
これは自動になりません
できないことを先にお伝えします。ここを曖昧にすると、導入したあとで必ず困るからです。
撮影・収録
カメラの前に立つのは人です。台本・構図・テロップの指示までは自動で作れます
電話での応対
このセットには電話の機能が含まれていません(別のサービスとの組み合わせが必要です)
本人確認・契約の締結
法律上、人の意思表示が必要です。書類の準備までは自動でできます
税務・法務の最終判断
資格を持つ人の責任範囲です。資料づくりと論点整理までは自動でできます
TikTokの公開投稿(審査前)
TikTok側の仕様で、審査を通すまでは投稿が「自分だけ閲覧可」に固定されます
YouTubeの公開(監査前)
YouTube側の仕様で、API監査を通すまでアップロードした動画が非公開になります
あなたの道具に合わせた設計図を、先に無料で診断します
ヒアリングで普段お使いのツールを選ぶと、必要な接続手順だけが書かれた手順書が入ります。診断レポートまでは無料、ファイルの受け取りは10,000円(税込・買い切り)です。
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